2005年09月20日

カリスマの死

ダイエーの中内さんがお亡くなりになる。

これで日本の戦後が名実共に終わりを迎えた…、と評論家の人が言っていた。
そうかもしれない。
日本の戦後。
あるいは、日本の戦後と言う亡霊。
それはどんな亡霊だったんだろう…、考えてみた。

中内さんはかねがねこういっていた。
一番にならなくては価値が無い。
二番以下である、ということは死を意味する…、というようなことが口癖だった。
激しい。
厳しい。
そんな戦後が終わった…、と言うコトがいえるんじゃないだろうか、とふと思った。

一番であると言うコトは素晴らしいことであるけど、それは同時に強欲なまでの独り占めにつながってゆく。
世界で一番を自負しているアメリカのような考え方。
それが日本の戦後であって、ダイエーの中内さんと言う生き方だったとしたら、まだまだそれは終わってない。
そうも思った。

一流であることよりも一番になりたい。
そういって驀進をして、暴走をした戦後の日本。
いつまでたっても一流になれない戦後の日本。
反省しなくてはならない。
反省しつつ、それを克服していかなくては本当の戦後の終わりはやってはこない。
襟を正してがんばりましょう。
posted by サカキシンイチロウ at 11:22| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ナンバー1よりオンリー1ということでしょうか。大変共感する文章でした。また自分自身も襟を正して頑張ろうと思いました。
Posted by のんさん at 2005年09月20日 14:20
> のんさんさん
ナンバーワンを目指す人生も、オンリーワンを目指す人生もそれぞれに尊く、それぞれ賞賛に値する人生である。
それが当たり前に受け入れられる世の中になればいい、と思います。
Posted by サカキシンイチロウ at 2005年09月20日 14:26
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/7116383

この記事へのトラックバック

ダイエー創業者 中内功氏逝去
Excerpt: 産業再生機構の支援を受けて再建中の大手スーパー「ダイエー」の創業者である中内功氏が逝去されました。晩年はダイエー不振の責任の元凶として不遇?であったようですが、戦後の日本、今日の日本の暮らしを作る中で...
Weblog: 社長の本音日記
Tracked: 2005-09-21 07:31