まずは「
チャーリーハウス」。

街の外れの地味な店で、
カウンターだけ、全部座っても10人ちょっと。
メニューはかたくなに「湯麺」一本。
湯麺と書いて「トンミン」と呼ぶ。
中国語で「湯」とはすなわち
スープですから、つまりスープ麺ですな。
名前の通りスープを楽しむために最適化されてる料理で、しかもそのスープがスンゴイ。
透き通ってて、中に麺が静かに沈んでいる様が手に取るように見て取れる。
まっすぐで黄色い玉子麺が、折りたたまれるように沈んでて、それ以外の具はまるで無し。
つまり「中華風の掛け蕎麦」でありますな。
スープが素晴らしく素直で正直に出来ているので、それを壊さぬように麺だけが寄り添うことを許されている…、そんな感じ。

スープをゴクリ。
中華風
コンソメのような風合いで、きちんと整列させられた
アミノ酸が醤油と手をとりシズシズ行進をするかのようなキレイな味。
素晴らしい。
この掛け蕎麦ラーメンに具材を好みであわせて食べる。
香港風のチャーシューや鶏の煮込みなんかが具材にあって、ボクが一番好きなのは「排骨」。
骨付き豚肉のから揚げで、これを乗せるとスープの味が劇的に変わる。
脂がサッとスープに散って、香りがスパッと立つのがわかる。
麺を手繰ってパイクーを巻き、口の中に入れて噛む。
脂がジュワッ、カレーっぽい
スパイスの香りがスタン。
楚々とした淑女のような湯麺が、とたんに脂ののった熟年マダムのような妖艶な姿に変わる。
とても楽しい。
スープを全部飲み干せるほどサッパリしてる。
なのにしっかりコクもあり、食欲がなくてもコクコクいける。
年をとってもこの店さえあれば死ぬまでラーメンを食べることが出来る…、に違いない、と思ったりする。
もう40も半ばでありますから。
で、もう一つ。
実は先日、ボクのブログにコメントを入れてくれた人が「
ディーン&デルーカ」のフラッペがこの上もなくおいしいです…、って教えてくれて、試してみる。
ザバイヨーネ・
チョコレート・フラッペ。

見た目はスターバックスのフラペチーノのようで、そんな感じの飲み物なんだろうなぁ…、と思いながらチュチュッとやる。
…ったらあなた、こりゃ凄い。
あまりの旨さに思わず立ち止まって周りを見た。
誰か知り合いがいたら呼び止めて、コレ飲みなさいっ!って手を引き店まで戻ってやろう、って思うほどのおいしさ。
クリーミー。
確かにザバイヨーネクリームの濃厚な香りもする。
まさかマルサラ酒を入れているわけではあるまいに…、でもバニラとは違った甘い香り…、まさにザバイヨーネ。
チョコレートも香りはあるけれど苦すぎず甘すぎず、トロンとしてフワフワの飲み口も柔らかくて優しくて。
ストローの中をまるで滑ってくるようにスルスル、軽やかにやってきて、そのまま喉から胃袋にストンと落ちる。
摩擦係数ゼロ…のような飲み物。
やられた。
こんな飲み物があったんだ…ってくらいにやられてしまった。
こうなったらキャラメルフラッペも、マンゴーココナツフラッペも全部頼んで飲めばよかった。

でもそう思ったときには、銀座線に乗ってしまっていましたから。
残念なり。
posted by サカキシンイチロウ at 21:50|
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おいしいモノ…、好きっ!
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